【戦況】橋頭堡攻撃のロシア空挺師団「桁外れの大損害」 ウクライナは反攻の芽残す
ロシア空挺軍の第104親衛空挺師団は、ウクライナ南部ドニプロ川左岸(東岸)でロシア側の作戦を救援するはずだった。ところが、新たに編成されたこの師団は「初の戦闘で桁外れに大きな損害を被り、目標の達成に失敗した」可能性が非常に高いと英国防省は分析している。2カ月前、ウクライナ海兵隊の第35海兵旅団の海兵たちはドニプロ川をボートで渡り、砲兵やドローン(無人機)、そして周到な電波妨害による掩護を受けながら、左岸沿いの集落クリンキに橋頭堡(きょうとうほ)を確保した。