【大阪】30年前から不正か…カイゲンファーマに業務停止命令 医薬品の『試験の数値改ざん、必要な検査せず出荷』
12月22日、大阪市中央区にある製薬メーカー「カイゲンファーマ」が北海道の工場で製造した医薬品の成分等が承認事項と異なる事実や虚偽の試験結果記録を作成し出荷するなどしていたとして、大阪府は会社に対して39日間の業務停止を命じました。大阪府によりますと、カイゲンファーマは胃のバリウム検査で使われる発泡剤について、成分の試験で規定の数値を下回っていたにもかかわらず数値を改ざんしたほか、内視鏡検査で使われる胃や腸内の消泡剤について、出荷するのに必要な試験をせずに出荷するなどしていたということです。