岸田首相、特捜部の捜査着手後も会食やめず 連日飲食店へ 党務の「官邸持ち込み」に批判も
岸田文雄首相が、政治資金パーティー収入裏金問題での東京地検特捜部の捜査着手後も会食を重ねている。周辺は「内閣の仕事と党務とのけじめをつけるため官邸外で行っている」(政府関係者)などと説明するが、21日には党青年局幹部を官邸に呼び党務である党内意見聴取を指示。「けじめ」を前面に出す一方で派閥問題など党務を官邸に持ち込む首相に対し、与野党から「整合性がとれず国民に理解されない」(自民の閣僚経験者)との批判が上がる。