【規制委】柏崎刈羽原発の“運転禁止命令”解除決定 今後は地元の同意が焦点に
事実上の運転禁止命令が出ている東京電力の柏崎刈羽原発について、原子力規制委員会がきょう命令を解除することを正式に決めました。柏崎刈羽原発をめぐっては、おととしテロ対策上の不備が相次いで発覚し、原子力規制委員会が事実上の運転禁止命令を出すとともに、現地で改善状況などを調べる検査を行っていました。原子力規制委員会は午前10時半から開いた定例の会合で、「改善の仕組みが定着しつつある」として、事実上の運転禁止命令を解除することを正式に決めました。