【三重】生活保護費9カ月分支給せず 市職員、男性の洗濯物で同居人の存在疑う
三重県桑名市は28日、生活保護を担当する市福祉総務課生活支援室の50代男性主査が、60代女性に本来支給すべき今年5月から9カ月分の生活保護費計32万2979円を支払っていなかったと発表した。市は28日、女性に謝罪して支給した。市福祉総務課によると、女性が市内の別のアパートに転居したことがきっかけで、主査が生活実態を調査したところ、男性の洗濯物が干してあったことから同居人の存在を疑い、本人に確認しないまま放置していた。