【能登地震】焼酎の空きボトルに水道水を入れ支援物資として持参…善意と安全を天秤に… 混乱の避難所で試される各々の判断
元日に起きた最大震度7の能登半島地震で壊滅的な被害を受けた奥能登の石川県珠洲市。津波被害も深刻で、多くの人たちが避難所で不安な日々を過ごしている。生活物資や暖房器具の不足、家族同然のペットと避難しての共同生活など、避難所で非日常を強いられる被災者たちの今を追った。●「そんなことごちゃごちゃ言ってる場合か」珠洲市役所に隣接する避難所では、写真館を経営する坂健生さん(65)が中心的存在となっていた。