能登地震の保険金請求1000億円以下か、大手損保600人態勢で対応
ブルームバーグ): 1日に発生した能登半島地震による地震保険の請求額は合計で1000億円以下となる可能性がある。近年日本で発生した大地震と比べて総額は低めにとどまるが、大規模な震災発生を受けて大手損保4社はすぐさま現地に社員を派遣するなど計600人を超える態勢で被災した契約者対応に当たっている。ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のアナリスト、スティーブン・ラム氏が、正確な損害を評価するには時期尚早としながらも、最終的な保険金請求額は210億-900億円との試算を4日付のリポートで示した。