【滋賀】800年の歴史がある女人禁制の「勝部の火祭り」 女性が初めて参加へ… 「伝統を引き継ぐためには新しいことも必要」
約800年の歴史を誇る冬の守山の風物詩「勝部の火祭り」に、今年初めて女性が参加する。祭りを取り仕切る松明(たいまつ)組は「これまで祭りは女人禁制だったが、今はそんな時代ではない。伝統を引き継ぐためには新しいことも必要」と力を込める。火祭りは鎌倉時代初期、土御門天皇の病気平癒を勝部神社(滋賀県守山市勝部1)で祈願した際、境内に現れた大蛇を退治して焼くと病気が快癒したという故事にちなむ。