能登半島の被災地、地区の半数が高齢化率5割以上 珠洲市は7割超
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県の7市町で、65歳以上の人の割合が5割を超えていた地区が49%に上っていた。国勢調査の結果からわかった。高齢化率が5割超の集落は、集落機能の維持が難しい「限界集落」と呼ばれる。避難生活は長期化する見通しで、復興の難しさが浮き彫りになっている。2020年の国勢調査で、人数が非常に少ないために統計上公開されていない地域を除いた7市町の923町丁のうち、高齢化率が5割を超えていたのは451町丁(49%)だった。