「マッチングアプリ」台頭で苦戦 結婚相談所の倒産増加、過去最多に 帝国データ調査
令和5年の結婚相談所の倒産件数が初めて10件を超え、過去最多を更新したことが6日、帝国データバンクの調査で分かった。休廃業・解散の件数も11件で過去最多となり、倒産と合わせて20を超える結婚相談所が市場から姿を消した。若者の結婚願望の減退や晩婚化の広がりに加え、オンライン上で恋人や結婚相手を探す「マッチング(婚活)アプリ」の台頭が一因とされており、相談所が結婚相手を紹介するスタイルが過渡期に至ったことを象徴している。