【安楽死】エクアドル、安楽死を合法化 難病患者の訴え受け 患者「安らかに眠りたい。苦しく孤独で残酷な状況だ」
エクアドルの憲法裁判所は7日、難病患者からの訴えを受け、安楽死を合法化する判断を下した。「尊厳ある生命の権利を守るため、積極的安楽死の処置を施した医師」に殺人罪は適用されないとした。訴えは昨年8月、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者のパオラ・ロルダンさんが起こした。安楽死の処置を禁錮10~13年相当の殺人と見なす刑法の条文に異議を唱え、同11月にオンラインで行われた聴聞では「安らかに眠りたい。