奈良市の山間部 京都府や三重県などほかの地域のシカが進出
02月21日 07時13分
奈良市の山間部に、京都府や三重県などほかの地域のシカが進出していることがわかりました。調査した研究チームは「地球温暖化などで冬を越す個体が増え、生存や繁殖のために行動範囲が広がったことが原因だと考えられる」と話しています。観光資源になっているニホンジカについて、奈良県は国の天然記念物となっているシカが生息する奈良公園周辺などを「保護地区」、その周囲に広がる奈良市の山間部を「管理地区」などに定めて保護や管理を行っています。