女子短大の介護課程、男子も受け入れ 「日本人来ない」狙うは留学生
介護人材を養成する短大や専門学校で、外国人留学生の受け入れが拡大している。今春から、留学生を念頭に初めて男子を迎え入れ、共学化に乗り出す女子短大もある。少子化に加え、介護分野は日本人学生が集まらず、学校側は留学生の受け入れで生き残りを図る。佐賀市内にある佐賀女子短大のキャンパス。介護福祉士を育てる「福祉とソーシャルケアコース」2年生の教室で18人の学生が4、5人ずつ四つのグループに分かれ、人形のようなシミュレーターを使い、たん吸引の実技に取り組んでいた。