福島第一原発の処理水 4回目の海への放出始まる
02月28日 18時24分
福島第一原子力発電所にたまる処理水について、東京電力は28日午前、今年度最後となる4回目の海への放出を開始しました。放出をめぐっては、汚染水を処理する過程でトラブルが相次いでいて、東京電力の安全管理に地元などから厳しい目が向けられています。汚染水を処理したあとに残るトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について東京電力は去年8月から、基準を下回る濃度に薄めて海への放出を開始し、これまでの3回にわたってあわせて2万3351トンを放出しています。