【北海道】指導教官の指示で薬品を廃棄した際に事故 重い肺の病気に… 旭川医科大学に1億5000万円の賠償命令
※03月01日 20時59分
NHK
旭川市の旭川医科大学で15年前、指導教官の指示で薬品を廃棄した際に有毒ガスを吸い重い肺の病気になったとして、当時の医学生が損害賠償を求めた裁判で、裁判所は「安全確保に必要な措置を怠った」などとして大学に1億5000万円余りの支払いを命じました。原告で医師の水元克俊さん(44)は、旭川医科大学医学部の学生だった2009年、指導教官の指示で薬品を廃棄しようとした際に廃棄用の容器が爆発する事故にあいました。