ネットで先鋭化する“境界知能” 障害とは診断されない“はざま”の生きづらさ 「レッテル貼りに使われると検査や支援の検討困難に」
2024/03/06 08:10
うまくできない、理解度が低い。こういった状況下の人にレッテル貼りとして最近使われている言葉が“境界知能”。知能指数、いわゆるIQでいう70以上85未満を指し、知的障害と平均域の間のグレーゾーンにあたる。Xには「ある政党の支持者は“IQ85以下の境界知能”」「クソリプ送ってくるヤツもほとんど境界知能」「卓上トッピングにイタズラするヤツも境界知能」という声のほか、詐欺に騙される人やミスばかりの部下に対してなど、何にでも決めつける発言が問題となっている。