新幹線車内「100%禁煙」が実現 消えゆく昭和の記憶、日本で唯一残る“喫煙OK”の鉄道路線とは
2024年春から、鉄道での旅行中にたばこをたしなむことはほぼ不可能になりそうだ。3月16日のダイヤ改正で、東海道・山陽・九州新幹線から喫煙ルームが全廃になり、列車内での喫煙スぺースが国内からなくなる。そこには「時代の流れ」だけで片づけられない事情も見え隠れする。(取材・文=大宮高史)JR東海・西日本・九州の3社は2024年春のダイヤ改正で、運行する東海道・山陽・九州新幹線に残っていた車内喫煙ルームを全て廃止する。