【バブル崩壊】中国不動産大手「万科」の格付けがジャンク級に ムーディーズが引き下げ、さらなる降格も示唆
中国の不動産大手の万科企業(バンカ)が、資本市場の厳しい視線にさらされている。国際的な格付け機関のムーディーズ・インベスターズ・サービスは3月11日、万科の発行体格付けを「投資適格級」から「ジャンク級」に引き下げ、さらなる格下げの可能性を示した。具体的には、投資適格級の下限の「Baa3」だった万科の発行体格付けを取り消し、ジャンク級である「Ba1」のコーポレートファミリー格付けを付与した。