世界の死亡者、20人に1人が飲酒関連死 厚労省ガイドラインと健康・社会的リスク
桜の季節になりました。新型コロナウイルス感染症の自粛が終わり、初めての春です。年度も改まり、花の下で、あるいは宴会場でお酒を飲む機会が増えています。から「酒は百薬の長」と洋の東西を問わず「適量の酒は体に良い」と飲酒をたたえる言葉があります。確かに従来の研究では、ビールのロング缶1本(500ミリリットル)程度のお酒をたしなむ人は、飲まない人やこれ以上の量を飲む人に比べ、脳梗塞や狭心症など心疾患が少ない傾向が見られました。