弁護士夫夫、同性愛者の裁判で「砂を噛むような嫌な思い」…同性婚訴訟には疑問も
南和行氏(2月19日、大阪市内、弁護士ドットコム撮影)吉田緑
2024年04月04日 10時41分
弁護士の南和行氏(47)は、同性愛者であることをカミングアウトしている。これまで「LGBT」とされる人への差別やいじめなどに関する裁判を複数手がけ、注目を浴びた。戸籍上の性別を変更する際に生殖機能をなくす手術が必要とされる「性同一性障害特例法」の規定は違憲と判断した最高裁大法廷の決定(2023年10月25日)は大きく報じられ、法律の見直しが迫られることになった。