台湾地震の避難所、無料wifi、マッサージ、防災テントでクリーニング無料、無料ピザに無料チャーハン提供、子どもはゲーム機も
個室のような空間、アロマオイルのマッサージ……。台湾東部沖を震源とする地震で東部・花蓮市に設置された避難所には、被災住民が少しでも快適に過ごせるような配慮が尽くされている。発災直後からなぜ行き届いた対応ができるのか。現地で事情を探った。「食事の準備ができました」
5日午後5時過ぎ、被害の大きかった花蓮市の避難所になっている小学校の体育館で、市職員の陳恩冕さんがマイクを使って呼びかけると、避難している人たちが列を作り始めた。