【沖縄】辺野古沖サンゴ移植 県が取り消し求めた裁判 敗訴が確定 (最高裁)
04月26日 17時22分
沖縄県にあるアメリカ軍普天間基地の移設工事をめぐり、農林水産大臣がサンゴの移植を許可するよう県に出した指示は違法な国の関与だとして県が取り消しを求めた裁判で、最高裁判所は26日までに上告を退ける決定を出し、県の敗訴が確定しました。アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古沖への移設工事をめぐり、沖縄防衛局は、埋め立て予定地のうち軟弱地盤のある大浦湾側に生息するサンゴおよそ8万4000群体の移植作業を行う許可を県に申請しましたが、移設に反対する県は認めませんでした。