フィンランド航空、「GPS妨害」で一部運休 ロシア関与の指摘も
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フィンエアー(フィンランド航空)は29日、フィンランドの首都ヘルシンキと、隣国エストニアの第2の都市タルトゥを結ぶ定期便を5月31日まで運休すると発表した。GPS信号を必要としないシステムをタルトゥ空港に導入するためだという。周辺地域ではGPS信号の妨害が相次いでおり、ロシアの関与も疑われている。フィンエアーの発表によると、ロシアがウクライナに侵攻した2022年以降、バルト海に面したロシアの飛び地カリーニングラードや黒海などでGPS信号の妨害が増加している。