築地市場、再開発に9000億円 「東京の玄関口」目指す
旧築地市場跡地の再開発事業者に選ばれた三井不動産を中心とする企業グループは1日、東京都内で記者会見し、9千億円を投じて核となる5万人規模の多目的スタジアムなどを整備する計画を発表した。スポーツイベントや国際会議で世界中の人が集まる「東京の玄関口」を目指すと強調した。三井不動産の植田俊社長は「スポーツを通じた感動、日本が世界に誇る食といった要素を大切にまちづくりを進める」と説明し、さまざまな機能を持たせることで「東京の国際競争力を高める」と事業の意義を語った。