カラス原因の停電、神奈川で相次ぐ 電柱で巣作り 材料の金属が電線接触
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カラスが電柱に巣を作ることで発生した停電が県内で相次いでいる。巣の材料として運んできたハンガーや針金などの金属が電線に接触することが原因で、産卵のために営巣する春先から初夏にかけて毎年全国で発生しているという。停電発生時に電柱の上部で確認されたカラスの巣=3月28日夜、海老名市杉久保北2丁目(東京電力パワーグリッド神奈川総支社提供)送配電を担う東京電力パワーグリッド管内で年間5千から6千件もの巣が電柱に作られ、同社が撤去するなどしており、いたちごっこの様相を呈している。