北海道のアイヌ団体 漁業を規制しないよう求める 豪国際シンポ
2024年5月25日 18時21分
「先住民の漁業」をテーマにした国際シンポジウムがオーストラリアで開かれ、北海道のアイヌの団体の一つが「先祖と同じように川でサケをとって生きていきたい」と訴え、法律などで漁業を規制しないよう求めました。漁業権を持たずに川でサケ漁を行うことは水産資源保護法などで禁じられていますが、北海道浦幌町のアイヌの団体「ラポロアイヌネイション」は、地元の川でサケをとることは先住民の権利、先住権によって認められるとして、法律などで規制されないことを求めています。