【熊本】西日本最大級の貝塚か 縄文時代の人骨発見「保存状態が完璧」「DNA分析をして日本人のルーツにDNAレベルでたどれる」
熊本市は24日、同市南区城南町の黒橋貝塚から縄文時代の人骨が見つかったと発表した。状態は良好で、壮年の女性と見られる。土器や石器、食べたとみられる動物の骨なども見つかった。周辺では過去の調査でも人骨などが見つかっており、ひと続きだとすると九州最大級の貝塚になる可能性があるという。今回見つかった人骨は約4千~3500年前の縄文時代後期のものと見られ、ひざを強く曲げた「屈葬」の状態だった。