三菱自動車の米子会社が控訴、1500億円賠償命令に反論 シートベルト巡る訴訟
三菱自動車は29日、米ペンシルベニア州の地方裁判所が損害賠償を命じた判決を不服として、米子会社が同州の上級裁判所に控訴したと発表した。一審では交通事故で重症を負った男性とその配偶者に、日本円で約1570億円の損害賠償の支払いを命じる判決が出ていた。2017年に起きた交通事故を巡って争っている。三菱自によると、原告側の男性は1992年モデルの三菱3000GTを運転していた際、2車線の道路で前方の車を追い越そうとしたところ、コントロールを失い事故を起こした。