米、「大麻常用」が「毎日飲酒」上回る 過去30年で20倍に 一部の解熱鎮痛剤と同等の「危険性の低い薬物」に分類変更と政府発表
米国で大麻を常用する人が、ほぼ毎日飲酒する人を上回ったことが、カーネギーメロン大(ペンシルベニア州ピッツバーグ)の調査で分かった。大麻の規制緩和を背景に常用者が大幅に増えている実態を示したもので、同大の調査責任者は「(大麻使用の拡大)傾向は、政策の変更を如実に反映している」と指摘した。23日に公表された調査結果によると、2022年に「毎日またはほぼ毎日」大麻を使用している人は推計1770万人で、1992年の90万人から約20倍に急増。