京都府や大阪府など近畿の警察全てブラトップ貸与実現ノーブラ回避も…

宇都寿, 本田貴信
胸を覆う下着を着用できない「ノーブラ」状態での取り調べが国会でも問題視される中、警察で勾留された容疑者に対し、シャツにブラカップを縫い付けた「ブラトップ」の無償貸与が5月末までに、近畿2府4県全ての警察で実現したことが分かった。ブラトップの着用が認められている場合でも、差し入れてくれる人がいなかったり、購入資金がなかったりする容疑者は事実上、依然としてノーブラを強いられてしまう形だったことから、有識者は「人権保障の観点で前進」としている。