誰とも話さずコーヒー1杯でぼんやりし続ける男性客たち…やることが“何もない”シニアの長い1日★2
ある日、時間を潰す必要があり、住宅街が広がる私鉄駅前のカフェチェーンに足を踏み入れた。平日午後3時。ランチには遅く、夕飯にはまだ早い。広い店内には年配の女性グループ客、近所のママ友なのか女性ふたり連れなどがいたが、入り口近くのふたり席には、転々と年配の男性客が1席置きくらいに座っている。住宅街のカフェで、高齢男性が……
彼らのテーブルの前には、ホットかアイスのコーヒーを頼んだと思われるカップもしくはグラスがひとつずつ。