業務中に官用車使って日本酒購入 名古屋国税局、前首席監察官を調査
名古屋国税局で職員の非行を取り締まる監察部門のトップだった50代の男性職員が、官用車を私的に利用したり、出張中に有給休暇を取って観光し、不適切に手当を受給したりしていたことが、関係者への取材でわかった。局内で調査の対象となっており、辞職する意向を示しているという。関係者によると、男性職員は昨年7月に名古屋派遣首席国税庁監察官に就任したが、就任後に複数回、業務時間中に官用車を別の職員に運転させて、名古屋市内の酒店に日本酒を買いに行くなどしたという。