福島第一原発 処理水の7回目の放出始める 東京電力
福島第一原子力発電所にたまる処理水について、東京電力は28日午前、7回目となる海への放出を始めました。福島第一原発では、トリチウムなどの放射性物質を含む処理水が1000基ほどのタンクで保管されていて、東京電力は去年8月から、政府の方針に従い、基準を下回る濃度に薄めた上で海への放出を行っています。これまで6回に分けて合わせて4万6888トンが放出されていて、目立ったトラブルはなく、原発周辺で採取された海水のトリチウム濃度も東京電力が自主的に放出の停止を判断する基準を大きく下回っています。