ハリス氏、指名獲得なら対決戦略は「検察官対重罪犯」か 有罪評決を受けたトランプ氏だけに焦点
米国のカマラ・ハリス副大統領は、上院議員や副大統領として過ごした年月よりもはるかに多くの時間を検察官として費やしてきた。今秋の大統領選で、ドナルド・トランプ前大統領と対峙(たいじ)する方法は、まさしくそれになりそうだ。精彩を欠いたジョー・バイデン大統領による討論会の前から副大統領公邸で静かに行われていた会議で、ハリス氏とその側近はすでに、トランプ氏が誰を副大統領候補に選ぶのかは無視して、ほぼトランプ氏だけに焦点を当てる計画にたどり着いていた。