南海トラフ地震「注意」 気象庁が初の臨時情報 宮崎震度6弱で「可能性高まっている」★5
あなたの静岡新聞
8日午後4時43分ごろ、宮崎県南部で震度6弱を観測するマグニチュード(M)7・1の地震が発生した。震源地は日向灘で、震源の深さは約30キロ。南海トラフ巨大地震の想定震源域の範囲内に位置していたことなどから、気象庁は同5時に「調査中」とする南海トラフ地震臨時情報を出した。同5時半からの有識者による臨時の評価検討会の調査で「南海トラフ地震の想定震源域では新たな大規模地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まっている」として、同7時15分に「巨大地震注意」の情報を発表した。