【歴史】日本人はなぜ山本五十六が好きなのか? “名将”に感情移入してしまうこれだけの理由
最後まで開戦に反対し続け、昭和18年、前線視察の際ブーゲンビル島の上空で戦死した山本五十六。日本人はなぜ悲運の名将に惹かれるのか。ここでは『 昭和の名将と愚将 』(文春新書)より一部抜粋。その理由を半藤一利、保坂正康のふたりが解き明かす。■なぜ日本人は山本が好きなのか
保阪 しかし、これだけ、戦後、山本五十六が有名になったのも、ヒーローとして語られていくうちにいろんな逸話が神話化されていったからだと思うんです。