「ハイリスク層の方々にはワクチンを推奨」エムポックス(サル痘)、スウェーデンで重症型初確認…同性による性交渉から家庭内感染へ
アフリカ中部のコンゴ民主共和国を中心に流行が再拡大しているエムポックス(サル痘)の感染者がスウェーデンでも確認され、衝撃が広がっている。15日に公表した当局によると、毒性が強く致死率も高いタイプの「クレード1」で、アフリカ以外で初だという。同国で今年1万5600件以上の感染が判明し、537人が死亡した事態などを受け、WHO(世界保健機関)が2022年以来2度目となる「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言した直後。