ロシア、石油統計の公表停止 ウクライナ軍の無人機攻撃で生産低下か 今年1~5月のガソリン生産量は前年同期比で約29%低下
ロシア連邦統計局は28日に発表した1~7月の工業生産動態の報告で、石油製品生産に関する統計の公表を停止した。ロシア西部や南部などでウクライナ軍の無人機による石油貯蔵施設への攻撃が相次いでおり、生産量が低下し公表を避けた可能性がある。連邦統計局は停止した理由を「ロシア政府の決定だ」とした。ロシアメディアによると、エネルギー省は「燃料生産に関する統計は人為的な騒ぎをつくるために利用されることがあり、国内市場に悪影響を及ぼす」と説明した。