【国際】ウクライナはポクロウシクを救えるか…主塹壕線わずか1本、頼みの綱の精鋭旅団は疲弊
David Axe
ロシア軍は8月29日、ウクライナ東部ドネツク州ノボフロジウカ北端の炭鉱施設にロシア国旗を掲げた。半年あまり前に陥落させたかつての要塞都市アウジーウカから、ウクライナ軍の重要な兵站拠点であるポクロウシクまでのおよそ40kmの軸で、これまでで最も遠くまで前進した。進撃を続けるロシア軍と、2022年2月の全面侵攻前に6万人ほどが暮らしていたポクロウシクの間に現在、主要な塹壕線は1本しかない。