JR北海道、赤字路線の収支改善計画を公表 ただ「黒字化は不可能」
JR北海道は4日、国や自治体の支援を受けて存続をめざす8線区(通称・黄色線区)について、コスト削減や観光列車の拡充などで赤字を今後大幅に圧縮し、年間100億円にするという「実行計画」を公表した。ただ具体策や沿線自治体との協議はこれから詰めるといい、達成できるかは不透明だ。JR北は2018年夏に、国から経営改善の徹底をうながされる2度目の監督命令を受け、8線区の乗客増や経費節減について19年度から5年間の行動計画(アクションプラン)を作成。