兵庫知事、告発者捜しは「必要なこと」 百条委でも正当性強調
「徹底調査」の号令のもとに行われた元県民局長への対応は、適法だったのか――。兵庫県の斎藤元彦知事らに関する内部告発をめぐる6日の県議会の調査特別委員会(百条委員会)。9専門家から「違法」と指摘されても、斎藤知事は正当性を強調。「記憶にない」など、職員らの証言と食い違う主張も目立った。「誹謗(ひぼう)中傷性の高い文書の作成者を捜すことは必要なことだ」パワハラ疑惑などの証言が続々と集まるなか、県の対応が「告発者潰し」ではないかと百条委で問われた斎藤知事は、表情を変えずに答えた。