【大分】イスラム教徒の土葬墓地「国に指針を示してもらわないと」…日出町の新町長は容認しない考え
大分県日出町長選で初当選した安部徹也町長が5日、就任した。宗教法人「別府ムスリム協会」(別府市)が町内で建設を計画するイスラム教徒の土葬墓地について、読売新聞の取材に改めて容認しない考えを示し、「町だけの問題ではない。国に指針を示してもらわないといけない」と指摘した。安部町長は町役場での就任式で、土葬墓地問題や公共施設の老朽化、少子高齢化といった課題を挙げ、「職員と一緒になって、町民に寄り添いながら一つ一つ解決していきたい」とあいさつした。