自宅に大麻、陽性反応でも無罪判決…「使用罪」創設前で所持は「女性が陥れた可能性」
自宅から大麻が見つかり、2022年に大麻取締法違反(所持)で逮捕・起訴された20歳代の男性について、東京地裁が今年7月に無罪判決を言い渡したことがわかった。男性は捜査段階で容疑を認めたが、公判では起訴事実を否定し、判決は所持を裏付ける証拠が不十分だったと指摘した。一方、男性の体内からは大麻の陽性反応が出ており、男性は捜査・公判を通じて大麻の使用を認めたものの、「使用罪」創設前の摘発だったため、罪に問われなかった。