蚊がウイルス媒介、注意を 日本脳炎 三重県内の陽性豚が注意報レベル
三重県は11日、日本脳炎ウイルスを保有する豚の割合が注意報レベルに達したとして、媒介する蚊・コガタアカイエカに刺されないよう、注意を呼び掛けている。日本脳炎ウイルスは、豚の体内で増殖し蚊を媒介して人に感染する。感染しても発症しない場合がほとんどだが、症状が出る場合、6~16日間の潜伏期間の後、数日間の高熱、頭痛、嘔吐(おうと)などの症状が現れ、続いて光への過敏症、意識障害、けいれんなどの中枢神経障害を生じ、20~40%の確率で死に至る。