【古代史ミステリー】日本人のルーツは「九州にいた海の民」だった? “日本人の母”とは何者なのか ★3
九州に「降臨」した天皇の祖先は、ヤマツミの娘(縄文人)やワダツミの娘たち(海人族)と婚姻関係を結びながら、九州南部に勢力を広げていった。とくに、豊玉姫(とよたまひめ)・玉依姫(たまよりびめ)という二人の海人族の娘と結ばれたことの意味合いは大きい。縄文晩期に中国南部から海人族が渡来して日本中に広まっていたことを踏まえれば、豊玉姫こそ「日本人の母」と呼んでも良いのではないか…と思えてならないのだ。