日本人学校男児襲撃で高市氏「SNSが原因」 自民総裁選候補が討論
自民党総裁選の候補者らが22日、NHKの「日曜討論」に出演し、論戦を交わした。中国南部・広東省深圳市で日本人学校に通う男児(10)が襲われて死亡した事件をめぐり、日本政府が事実関係の説明や再発防止を強く求めるべきだとの意見が相次いだ。高市早苗経済安全保障相(63)は、「SNSで日本人学校に対する悪意と誤解に満ちた動画が何百本も氾濫(はんらん)している状況を放置していた」と中国側の対応を問題視し、事件の「ものすごく大きな原因」になったとの見方を示した。