米議会襲撃事件、トランプ氏の選挙覆す計画は「私的」 大統領の職務範囲外で行動 公判で検察側が免責対象外を主張
11月の米大統領選で共和党候補となっているトランプ前大統領が2020年の前回大統領選で敗北を覆そうとして政府当局者やペンス副大統領(当時)に圧力をかけた際、トランプ氏が大統領としての職務の範囲外で行動していたと検察側が主張していたことが2日、分かった。トランプ氏が大統領選の結果を覆そうとした連邦議会議事堂襲撃事件を巡る刑事訴訟で、検察側が裁判所に提出した165ページに及ぶ資料に記されていた。