「エネルギー大国」ロシアの先行きに暗雲、プーチンの取り巻きらが離反
ウクライナでの戦争が始まって3度目の冬を迎えようとしている今、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は多くの面で動きが取れない状況にあることに気づいている。ウクライナに全面侵攻して2年半の間、プーチンはロシア経済の崩壊を回避するために莫大なエネルギー資源を利用した。だが今、エネルギー企業の一部のトップらがプーチン政権から距離を置くことを決め、石油と天然ガスがもたらす恩恵だけではロシア経済を浮揚させることはできないかもしれない。