【米大統領選】トランプ氏、ハリケーン災害で誤情報を連発、被災地支援まで「政争の具」に 党内外から批判を受ける
11月の米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領が、9月下旬に南部一帯に大きな被害をもたらしたハリケーン「ヘリーン」を巡るバイデン政権の対応について不正確な情報発信や主張を連発させ、党内外から批判を受けている。トランプ氏には、民主党のハリス副大統領(59)と争う大統領選に向けて同党への悪印象を有権者に植え付ける狙いがあるとみられるが、自然災害をも「政争の具」とすることへの懸念が噴出した形だ。