【奈良】渡来系豪族の墓とみられる沼山古墳、橿原市の史跡に指定「飛鳥地域に定着した渡来人集団の支配層が築いた古墳として価値がある」
渡来系の有力豪族の墓と考えられているドーム状の石室を備えた橿原市の「沼山古墳」が市の史跡として初めて指定され、市は「飛鳥地域に定着した渡来人集団の支配層が築いた古墳として歴史的価値がある」としています。橿原市の史跡に指定されたのは、橿原市白橿町にある「沼山古墳」です。直径およそ18メートル、高さ5.5メートルの円形の古墳で、古墳時代後期の6世紀の後半ごろに築かれたとみられています。